きちんと失業保険の給付を受けるためには、客観的な意味で、「就職活動」している姿勢を見せる必要があります。
実際に失業保険を給付してもらうためには、仕事を探していることを証明しなくてはいけません。しかしながら、「会社を辞めたことだし、とりあえずは仕事をせずにゆっくりしたい」と思うのが正直なところでしょう。ですので、ちゃんと就職活動しているように見せることができるので教えておきます。月一回のハローワークスタッフとの面談は避けようがありませんが、そこで、「求人票」を確認することを最低限必要です。真剣に探す意思がないときには、閲覧だけしてハローワークスタッフとの面談の際に、「自分に合った仕事、希望する仕事が意に反してありませんでした」と相手に報告し、次の機会を探すという方法もあります。
これはシフト制の業務についてです。
シフトの勤務形態がある仕事についての話です。一定の曜日に仕事できる人を募集する求人をよく見ますが、休み方やシフトの提出方法については前もって確認しておきましょう。それはなぜかというと、前に私は出産のため抜けた人の穴埋めとして、正社員として入社したのですが、そこでは「土日」固定のシフトで、他に誰も来ず、私一人だけで現場を任されるだけでした。前任の方が「土日」に必ず出勤することができたので、私自身も出勤できると思われていたようです。実際「土日」に冠婚葬祭が入った場合、シフトを変更してもらわなくてはならず、職場の先輩方に「日曜日に休みたいのです」と自らお願いをしに行かなければいけませんでした。給料も立場もほとんど同じなのに土日を私ひとりだけに任せるだなんて・・・。冷静に考えると、「よく耐えたな」と。
転職を行うにあたり、現在勤めている会社を退社する時…
転職を行うにあたって、現在勤めている会社を辞める時に失業保険についての手続きをしなければいけませんが、もし自分から退職願を書いて退社する、いわゆる自己都合退職においては失業保険が即座にはでません。手続きをしたのち、失業したことが認められてから3か月経ってやっと給付があるのです。よく勘違いして退職日の翌日から3か月経過すればもらえると勘違いしている人がいますが、この規則をわかっていない人が、ハローワーク側に落ち度があると言い張ってハローワークの職員と大声でやりあっているのを見たことがあります。なお、社員側の都合ではなくリストラなど会社の都合で退職する場合は、失業認定を受けてからすぐさま失業保険を受け取ることができます。
転職活動で面接で「志望動機」「転職理由」の2点は高い確率で質問されます。
転職活動をしていて面接で例外なく聞かれることとして志望動機と転職理由の2つがあげられます。これらのうち「志望動機」は、思ったとおりの内容で構いませんが、これとは異なり転職理由についてありのままに話すのはよくありません。例をあげれば給料に関する不満、上司や同僚との人間関係など面接官に悪い印象を持たれるものです。もっとも、自分にとってマイナスになると予想されることをストレートに話す人は極めて稀だと思いますが、採用担当者はそのような部分を注視しがちなので、慎重にあなたへ「探り」を入れてきます。これに対して不満を言わずにうまく答える方法として、現職の業務内容以外を一切話さないことです。そのあと、この会社に入社してこんなことをしたい、「5年後にはこうなっているだろう」、そのために御社を選びました、と話をすり替えてポジティブな印象を与えるのです。
もしも近い将来、転職するのなら、事前に資格を取るとステップアップします。
もし転職される場合は、転職前に資格を取得することで有利に事が運びます。とくに、現在の仕事をしているあいだに資格を取っておけば、転職時に有利に働くので転職先を探すのが簡単になります。そのため、在任期間中に資格取得をするのが一番良い時期なのです。もしあなたが転職を目指しているなら、このあとに役立つであろう資格を取得しておけば、今の会社を退職後も後悔することなく前に進めるはずです。そればかりでなく、資格を保有することで転職活動の幅は資格が味方をしてくれるので、面接の場では即戦力として扱われこれまでより待遇も良くなる可能性が高いです。